すべての空き家、空き地を
宿泊施設に…

株式会社レアル 代表取締役

児玉 舟

当社は、不動産と建築を主たる事業として2013年2月、京都市にて設立。人口減、少子高齢化が叫ばれるなか、空き家の数が急増し社会問題になっており、
当社はこの問題を不動産・建築の立場で解決できるのではとの思いから、空き家の活用に軸足を置いた事業展開をしてまいりました。

具体的には、市内の空き家調査に乗り出し、現在までに京都市内で1万件余りの空き家所有者情報を整備。
この空き家所有者情報をもとに、空き家所有者の方を一軒一軒訪問し、改修による活用や賃貸、売却を提案する中で、宿泊施設への活用を考案いたしました。
折しも日本を訪れる外国人旅行客は、政府の各種の政策等により年々増加。2011年の622万人から毎年3割増加を続け、2016年までに380%増の2,400万人を突破するまでになっています。2020年東京オリンピック開催までに2,000万人の外国人旅行客を目標にしていた政府も目標を大幅修正し、2020年に4,000万人、2030年に6,000万人とすると発表しています。
同時に問題となったのは宿泊施設の不足です。LCCや高速フェリーで送客能力が増える一方で宿泊施設の整備が追い付いておらず、京都市内でも「ホテルの予約が取れない」「料金が異常に高い」といった状況となっています。

増え続ける空き家と不足する宿泊施設。この問題を同時に解決すべく当社が取り組んでいるのが、空き家や空き地を活用した宿泊施設の「プロデュース事業」と「宿泊事業」です。ホテル、ゲストハウスといった宿泊事業を展開するうえで、当社が蓄積した不動産と建築の情報と経験を応用、用地選定から仕入れ、建築、企画、施設運営まで一貫して行うことで、より精度の高い施設を柔軟かつスピーディーに次々と開業することが可能となっております。
現在、ゲストハウスRinn(鈴)のブランドで市内30施設の運営に加え、40施設( 計426件) の建設プロジェクトを進行中です。地域に安全と安心を提供しながら、日本を訪れる外国人旅行客の方に対し日本の魅力をお伝えすることが当社の使命だと考えております。

現在当社では、より安全で快適な宿泊施設を社員一丸となって日々研究し、2020年には160施設(客室数824室)を開業する方針です。同時にこの事業を通して空家問題を解消しながら、日本に明るい未来を築くための一助となれば幸いです。当社の事業主旨をご理解いただき、皆様の温かいご支援をお願いいたします。